東京都と公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都現代美術館 トーキョーアーツアンドスペースが、海外での活動に意欲をもつ中堅アーティストを対象に2018年から実施している現代美術の賞「Tokyo Contemporary Art Award」。
第5回の公募を開始します。
本賞は、国内外で活躍する選考委員によるリサーチや書類選考、スタジオ訪問などを経て2組の受賞者を決定します。
なお、選考は選考委員による推薦と公募によって行います。
受賞者には賞金のほか、海外での活動支援および東京都現代美術館での受賞記念展の開催など、継続的な支援を行います。
これまでの受賞者は、本賞が新たな機会となり、作家として目覚ましい活躍を見せています。
これまでの作家活動や今後の展望を国内外のディレクターやキュレーターに示し、活動の場を広げる機会です。
ぜひご応募ください!
応募締め切り
応募期間
- メールエントリー:2023年6月12日(月)から 6月23日(金)18:00(日本時間)まで
- アプリケーション提出:2023年6月12日(月)から 6月30日(金)23:00(日本時間)まで
概要
応募資格
以下の条件をすべて満たす方(グループの場合、全員が条件を満たすこと)
- 日本に居住あるいは国内に活動拠点のある方
- 現代美術の分野で活動するアーティスト(ジャンル不問)
- 10年以上の活動歴がある方
(国内外で個展、グループ展への参加が概ね10件以上ある35歳以上の方を想定) - 海外での活動に意欲があり、2024年2月(予定)に開催する授賞式への出席、2024年度の海外での活動、および2025年度内(予定)の東京都現代美術館での作品発表(展覧会)が可能な方
- 最終選考に進んだ場合、2023年11月中旬(予定)に開催する選考委員によるスタジオ訪問・ 面接に参加できる方
支援内容
受賞者は2組とし、それぞれに以下の支援を行います。
- 賞金300万円
- 海外での活動支援上限200万円(旅費、滞在費、調査・制作費等)
- 展覧会実施(東京都現代美術館での展示/2025年度内予定)
- モノグラフ(作品集)の作成(上記(3)の展覧会実施後に制作)・海外発信支援
選考委員
(敬称略)
高橋瑞木[CHAT (Centre for Heritage, Arts and Textile) 館長兼チーフキュレーター]
野村しのぶ[東京オペラシティアートギャラリー シニア・キュレーター]
ソフィア・ヘルナンデス・チョン・クイ[クンストインスティテュート・メリー ディレクター]
レズリー・マ[メトロポリタン美術館 ミン・チュー・シュウ&ダニエル・シュー アジア・アート部門 アソシエイト・キュレーター]
鷲田めるろ[十和田市現代美術館 館長/東京藝術大学大学院 准教授]
近藤由紀[トーキョーアーツアンドスペース プログラムディレクター(公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都現代美術館 トーキョーアーツアンドスペース事業課長)]
応募方法
詳細はウェブサイト(https://tokyocontemporaryartaward.jp/news/230607.html)をご確認ください。
選考方法及びスケジュール(予定)
- 一次選考:2023年9月上旬
※結果は一次選考通過者のみに9月下旬までにご連絡いたします。 - 最終選考(スタジオ訪問及び面談):2023年11月中旬
※結果は最終選考参加者すべてにご連絡いたします。 - 受賞者の発表:2024年1月中旬
問い合わせ
TCAA特設サイトに掲載されているFAQ以外のお問い合わせについては、6/23(金)までに、tcaa[at]tokyoartsandspace.jp宛([at]を@に代えてください)にお送りください。
※原則として、お電話でのお問い合わせはご遠慮ください。
主催団体
公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都現代美術館 トーキョーアーツアンドスペース