今年はモダン建築が舞台!
ゲンビがおくるジャンル不問の公募展
2007年から続く「ゲンビどこでも企画公募」は美術館の展示室以外の空間に着目し、それらの空間的特徴を生かした作品を募集するもの。これまで多くの若手作家の作品を紹介してきました。そして、2016年にはじまった「ゲンビ『広島ブランド』デザイン公募」では、自由な発想で「広島」をブランディングするアイデアを募集してきました。本公募を通じ、新たな「広島」のイメージが発掘・発信されています。
広島市現代美術館は2020年12月末から、改修工事にともなう休館にはいります(リニューアルオープンは2022年度を予定)。
そのため、今年は会場を「旧日本銀行広島支店」に移し、ふたつの公募を融合させたスペシャル公募を実施します。
作品のジャンルや形式は問いません。
アートとデザインの垣根を越えて、空間と作品が互いに魅力を引き出し合うことが審査の重要なポイントです。
広島市現代美術館は、本公募を通して、アーティストやデザイナーの意欲的な表現をサポートし、発表の場を提供します。
応募締め切り
募集期間:2020年9月18日(金)~11月10日(火) 必着
概要
募集内容
旧日本銀行広島支店の魅力をいっそう引き出す作品のアイディアと、その展示プラン
例)空間的な特徴や歴史性を生かす、新たな機能やイメージを提案する、等
- 絵画、彫刻、写真、映像、インスタレーション、パフォーマンス、グラフィックデザイン、パッケージデザイン、WEBデザイン、ランドスケープデザイン、建築等、ジャンルや形式は問いません。
- 展示期間を通して展示できることを条件とします(パフォーマンスの場合は1 日でも可)。
- 作品のジャンルにかかわらず、アイディアそのものの実現性は必ずしも問いません。ただし、そのアイディアをどのように展示するかを示す展示プランは評価の対象となります。
応募方法
応募用紙に、必要事項を記入し、添付資料と共に下の応募先まで郵送してください。
応募用紙の入手方法:公式ホームページよりダウンロード・郵送にて請求・広島市現代美術館受付にて配布
応募先
〒732-0815 広島市南区比治山公園1-1 広島市現代美術館「どこ×デザ スペシャル公募2020」係
旧日本銀行広島支店について
旧日本銀行広島支店は、銀行建築を数多く手がけた建築家・長野宇平治の設計により1936年に完成しました。原爆投下を生き延び、1992年に銀行としての役割を終えましたが、2000年より広島市の重要有形文化財として一般公開され、現在は市民の芸術・文化活動の場として活用されています。
主催団体
広島市現代美術館