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2020汎美展

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「汎美術協会」とは、「汎(=広く行き渡る)美」という意味の名称のとおり、

「権威主義的な階層性や審査制度を否定し、
すべての作家は対等の立場に立つべき」

との理念のもと、真摯な創作活動を希求し、
かつ、自由な発表と交流の場を作ることを目的として
次のような特色ある展覧会「汎美展」を開催する美術団体です。

「汎美展」は、
1. 出品作品についての審査、賞の授与をしません。
2. 作品のジャンルや手法等について可能な限り制限を設けません。
3. 抽選にもとづいて公平に展示位置を決定します。
4. 展覧会費用は出品者でまかない、観客からは入場料をいただきません。

出品者は会員と、会員の推薦する作家を原則とします。
一般公募も行いますが、当会の理念に同意し、かつふさわしいと思われる作家を、運営委員会において推薦する形(公募推薦制)をとります。

応募締め切り

応募方法および申込期限

2020年2月1日(土)までに出品申込書に記入し、下記まで郵送またはEメールにて添付送信すること。

出品申込書送付先

  • (郵送) 〒376-0001 群馬県桐生市菱町4-2194-3 三井雅彦方 汎美術協会受付係
  • (E-mail) mitsui321@hb.tpl.jp

注>出品するためには、汎美会員又は事務局の推薦が必要です。WEB.の出品応募フォームに必要事項を記入し、作品画像など資料を添付し、送付してください。
分からないことがあれば、事務局メールでお問い合わせください。

概要

  • 会場:国立新美術館 展示室A (1階) 東京都港区六本木7-22-2
  • 会期:2020年3月4日(水)〜3月16日(月) 休館日=3月10日(火)
  • 開場時間:午前10時〜午後6時
    (金曜日は午後8時まで、最終日は午後3時まで)
    ※但しいずれも最終入場は終了時間の30分前まで。

●出品規定

  • 表現技法は自由。但し未発表のアート作品で、第三者の著作権・肖像権、その他一切の権利を侵害しないものに限る。
  • 大きさの上限は、間隔含む作品合計
    平面=幅5.5m×高さ4.8m×厚0.6m以内。立体=床面3.5m×3.5m×高さ4.8m以内。
  • 大きさの下限は、写真・版画=A3を2点以上 または A2を1点(59.4×42cm)以上。
    その他平面=90×60cm 2点以上 または 80×130cm 1点以上とする。
  • パフォーマンス・インスタレーション・立体作品、上記下限条件に抵触する平面作品は、そのコンセプト・概要等を出品申込書に詳しく記入し送付のこと。
  • 展示位置は搬入時の抽選によって決定されるが、展示スペースに応じて、順番・設置サイズ等を調整する場合がある。
  • 映像機器が必要な場合、機器と配線は作家自身が用意する。また展示に使用する電力量(Wh)を出品申込書に明記のこと。
  • 展示室内のネットワーク環境は限られるので、インターネット回線が必要な場合は出品者自身で整備のこと。
  • 素材は他の作品及び館内に影響を及ぼさないものを使用し、事前にカビや虫を殺す処置(くん蒸)を施すなど十分に留意のこと。
    (カビや虫等、影響を及ぼす危険が事前に判断された場合、または事態が生じた場合は、該当作品の変更ないし撤収となる場合がある。)
  • 展示室内での作品・関連商品の販売もしくは販売に類する表示・呼びかけは出来ない。
  • その他、禁止・注意事項や展示方法等の詳細は、必ず「注意事項」(別紙または汎美公式サイト)を参照のこと。

●出品料

一人 16,000円(一般出品者)。
※但し搬入日に30歳未満の者は半額とする。

汎美術協会とは

汎美術協会は昭和前期、政府が美術を審査・管理する官展(日展・文展・帝展)の制度確立を目指していた時代、1933年(昭和8年)に「新興独立美術協会」として設立されました。
当時の権威主義的な階層性や審査制度を否定し、すべての作家は対等の立場に立つべきとの理念に根差し、独創的な創造と表現のための、自由な発表と交流の場を作ることを通して、内容豊かな芸術文化の発展と開花に寄与することを目的としました。
すでに、フランスではサロン(官展)に対抗し、独立美術協会を設立し、アンデパンダン展を開催していました。それを基礎に論議を重ね、無審査・無賞の公募推薦制の展覧会システムを確立しました。
1934年第1回展を京橋味の素ビル画廊にて開催、翌年には第2回展を東京都美術館で開催し、本格的な公募展活動の取り組みを開始しました。
1943年には 軍の要請により「新東亜美術展」と改称しました。
戦後、「汎美術協会」と改称し、活動を再開しました。
設立以来の理念を受け継ぎ、現在も「公平・平等で自由な作品発表が出来る展覧会」を目標に活動しています。
他の公募団体と会場の印象が違うと思います。作品のジャンルは多様です。チャレンジングな新しい表現もあります。立体もインスタレーション、パフォーマンスもあります。それらの作品が搬入時のくじ引きによる抽選番号順に、ある意味無秩序に展示されます。

お問合せ先

汎美術協会事務所
事務局メール jimukyoku@hanbi.jp

主催団体

汎美術協会

公式ホームページ

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